国際温泉評論家 山本正隆の日本ココシカ温泉談義
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第1回 妙高の山懐に抱かれた美湯    < 燕温泉 >
その1:美湯の条件

   温泉の「良さ」で最高の表現は「美湯」でしょう。筆者は国際温泉評論家を自任していますが、評論の原点はやはり日本の温泉です。国内での一押しは新潟県の妙高市にある燕温泉です。これから燕温泉の「良さ」をシリーズで語ってみようとおもいます。


第2回 妙高の山懐に抱かれた美湯 <燕温泉>  その2:燕温泉とスキー

  楽しくスキーをしようとすると、宿は温泉でなければなりません。燕温泉は昔からスキーの聖地と言われたところです。素晴らしい温泉であるばかりでなく、赤倉というメジャーなスキー場を控えており、今でも絶好のスキー拠点です。


第3回 妙高の山懐に抱かれた美湯 <燕温泉>  その3:春から夏へ
  燕温泉は、お湯が良いだけではない。周辺が四季それぞれに味わい深い環境に包まれている。春の花から始まり、新緑、深緑と続く季節はイワツバメの飛び交う燕の名に相応しい別天地である。
  

第4回 妙高の山懐に抱かれた美湯 <燕温泉>  その4:秘湯と国際化
   妙高の山懐に抱かれた美湯・燕温泉は、日本の優れた温泉文化を守りながら、世の中の潮流である国際化にもきっちりと対応している。オーストリア西部の村シュルンスと姉妹関係を結び、人の交流も盛んである。

第5回 桃の花見温泉   <燕温泉街道の立ち寄り温泉>

  ドライブの途上には良い観光ポイントと温泉があることが望ましい。4月の上旬に中央道を走ると、どうしても甲府盆地で桃の花を見たくなる。周辺に花見のできる温泉が沢山あるので、躊躇うことなく高速道路を降りよう。


第6回 桜の花見温泉 <燕温泉街道の立ち寄り温泉>  

   中央道沿いには、桃の花だけでなく桜の見所も多い。前回に続き燕温泉に向う道すがら花見をしながら温泉に立ち寄ってみたい。笛吹川と釜無川の合流点から釜無川を北へ遡る。桃、桜、スモモ、梨などの花が咲き乱れている。


第7回 蓼科の温泉  <燕温泉街道の立ち寄り温泉> 

 中央道で燕温泉に向おうとすると、蓼科辺りがちょうど中間点で、一休みしたくなる位置である。温泉も沢山あるし、見所や蕎麦処はむろんドライブコースにも事欠かない。とりあえず温泉に浸かって中継点である蓼科をどう楽しむかを考えよう。

第8回 浅間を望む温泉 <燕温泉街道の立ち寄り温泉> 

  妙高山麓の燕温泉に向うとき、中央道でスタートすると、途中で降りて白樺湖を越えて信越道に出るのが近道であり、如何にも信州らしい景観が楽しめるルートである。白樺湖から千曲川に向って下ると浅間がよく見える。浅間が見えると何故か温泉に入りたくなる。


第9回 千曲川沿いの温泉  燕温泉街道の立ち寄り温泉>  

   妙高山麓の燕温泉に向うとき、千曲川を上流から下って行くのも味わい深いドライブルートである。先ず上流域で「松原湖温泉」に浸かって禊をし、更におやつ代わりに中流域の「松代・加賀井温泉」で一休みするというアプローチがお勧めである。

第10回 善光寺平の温泉 <燕温泉街道の立ち寄り温泉> 

  燕温泉へ車で行くときは上信越道を使う。途中長野ICで降りて善光寺平(長野盆地)で道草を喰うのも一興であろう。道草の仕上げには温泉に浸かろう。長野市内の裾花峡温泉と大室温泉には雰囲気の良い露天がある。

第11回   錦秋の燕温泉

  「お勧めの温泉は?」と問われると迷わず「燕温泉」と答える。燕温泉は温泉とその周辺が素晴らしいばかりでなく、そこへのアプローチにも良い温泉があるのである。そのことをこの一年間に渡って述べてきた。ここに秋の紅葉の素晴らしさを讃えて締め括りたい。


第12回  秘境・秋山郷の温泉(上)

 日本の秘境として知られている信州・秋山郷には良い温泉が沢山ある。苗場山と鳥甲山に挟まれた谷間は春の新緑、秋の紅葉はことのほか美しい。美しい自然に抱かれて湯浴みができる温泉はまさしく美湯だ。
 
第13回   秘境・秋山郷の温泉(下)

 前回に続き日本の秘境、信州秋山郷の温泉を訪ねる。秘境はそのものが旅情を満たしてくれるが、更に四季おりおりの美しい自然に抱かれて湯に浸かる至福感は、なにものにも代え難い。

第14回 富士見温泉 (上)

  富士見温泉とは富士山を望む位置にある温泉のことである。静岡県、山梨県に多い絶景温泉で神奈川県にもある。富士見温泉を温泉巡りのテーマとして取り上げてみた。先ずは静岡県から。
第15回 富士見温泉 (中)
  麗峰富士を望む温泉、即ち富士見温泉は富士の山麓一帯に広く分布している。それらの中でも露天風呂に浸かったままで富士を仰ぐことのできる温泉は一段と価値が高い。

第16回 富士見温泉 (下)
  富士山は静岡県と山梨県の県境にある。従って麗峰富士を望む温泉、すなわち富士見温泉は山梨県側にもある。ちょっと遠望にはなるが、それだけに雄大なパノラマヴューが満喫できる温泉である。

第17回 信州望岳温泉 (上)
  開放感は温泉入浴の大切な効果の一つであるが、そこで山が見えればその効果は倍加する。信州には山があり温泉があるので名峰を望む快湯が多い。そういう温泉を「信州望岳温泉」と呼んでいる。今回は「中の湯」「ほりでーゆ」に浸かる。

第18回 信州望岳温泉 (その2)
   信州・白馬地区は安曇野と並ぶ旅情あふれる観光エリアである。白馬村に温泉が湧いて一大温泉郷になったが、景観の主体はいわゆる白馬連峰であるから、これを眺めることができる温泉が一段と価値が高い。
第19回 信州望岳温泉 (その3)
  山を望む露天温泉は開放感があって気持ちの良いものだが、その山が名のある山だったりすると浸かった気分は一段と昂揚する。信州には名山も温泉も沢山あるので、各地に望岳温泉がある。今回は北アと浅間の遠望温泉を訪ねる。
第20回 信州望岳温泉 (その4)
   露天風呂の価値は名山が望めることによって倍加する。信州にはそういう露天風呂のある温泉が多く、これまで三回に亘って述べてきたが、最後に信州でも南の方面に足を運び、御嶽山、木曽駒ケ岳を眺めて温泉に浸かろうと思う。
第21回 瀬戸の美湯 (その1)
  瀬戸内海は国立公園に指定されているだけあって、何処にいっても静かな海に浮かぶ島々の風景は美しい。そういう風景の中にある島にある温泉には当然絶景を望む露天風呂がある。
第22回 瀬戸の美湯 (その 2)
  瀬戸内海は静かな海に点在する島々の風景が素晴らしい。山陽道に沿う海岸にはそういう絶景ポイントが沢山ある。今回はそういうポイントにある絶景快湯、赤穂崎温泉と鞆の浦温泉に浸かってきた。
第23回  瀬戸の美湯 (その3)
   瀬戸内海は西に向かって山口県の周防灘へと続いている。その沿岸に海を臨む快湯がある。その中から徳山に近い下松市の大城温泉と宇部に近い山口市の秋穂温泉に浸かってきた。

第24回  紅葉を愛でる温泉 <奥津温泉>
  岡山県の北方に名湯・奥津温泉がある。川沿いに自然湧出している温泉だから古代から知られていた由緒ある温泉だと言う。近年では映画化もされた小説「秋津温泉」のモデルとして有名である。

第25回 奥会津の快湯   <宮下温泉>
 奥会津の只見川沿いにK子ちゃんというにっこり若女将がやっている宮下温泉がある。その話を聞いて早速会津に出かけた。最近甲子トンネルが開通し、会津は一段と近くなった。
第26回 お伊勢参りの温泉
   伊勢神宮に初詣に行くのは古来からの日本人の仕来りである。同時に参宮にはその前後に手順としての潔斎や精進落しも昔からの慣わしである。現代ではその場所は温泉であり、その温泉を何処にするかも初詣の楽しみの一つでもある。
第27回 初詣と初湯 <あしがらの温泉・おんりーゆー>
 初詣は年始の重要な行事であるが、愛湯家にとっては初湯も同様に一年を安寧に過ごすための極めて大切な仕来りである。今年は相模の国一ノ宮・寒川神社に参拝、続いて名刹の誉れ高い足柄の大雄山・最乗寺に参詣し、近くにある「あしがらの温泉・おんりーゆー」で初湯をした。
第28回  弥彦湯神社温泉 <美人女将の山本館>
   越後の国の一宮、弥彦神社に参拝することのご利益の一つに「美人の湯」がある。弥彦湯神社温泉という源泉が神社門前町の13の旅館などに給湯されている。その一つ「山本館」は本当の美人に会える「美人の湯」である。
第29回  スキーのメッカ <ニセコの温泉>
  北海道のスキーリゾート「ニセコ」の一帯は温泉郷でもある。その中の「ひらふ」地区には秀麗な姿で「蝦夷富士」とも呼ばれる羊蹄山を正面に望む温泉がある。温泉があってこそ良いスキー場である。
第30回  長良川温泉  <鵜匠の家:すぎ山>
   岐阜の長良川岸に、鵜飼を見ながら温泉に浸かることのできる「長良川温泉」がある。近くの「三田洞神仏温泉」という源泉を引いているのだが、加熱しながらも掛け流しているから立派なものだ。
第31回 福島の古城と秘湯を巡る旅:その1 <大玉温泉・金泉閣> 
  福島の古城と秘湯を巡る旅に出た。白河や棚倉で満開の桜が咲き誇る城跡を探訪した後、安達太良山麓の秘湯、大玉温泉へ泊まりに行った。期待どおり美人女将のにっこりに迎えられた。
第32回 福島の古城と秘湯を巡る旅:その2 <宮下温泉・栄光館>
  福島県の古城と秘湯を巡る旅の二日目である。桜が満開の二本松・霞ヶ城、会津若松・鶴ヶ城を探訪し、続いて本郷焼窯元の裏山にある岩崎城址を探索した後、にっこり若女将のいる宮下温泉に泊まった。


第33回  福島の古城と秘湯を巡る旅:その3 <大塩温泉・木賊温泉> 
  会津の只見川流域にはそれぞれは小規模ながら多くの温泉があり一大温泉郷を形成している。それらの中から旅のテーマである古城との繋がりから、秘湯として知られる大塩温泉と木賊温泉を訪ねた。


第34回 福島の古城と秘湯を巡る旅その4 湯野上温泉・新湯>
 温泉に泊まりながら福島県の城跡を訪ねて4日目。阿賀川の上流域、会津西街道沿いに城跡を巡り、歴史保存地区の大内宿を観光した。泊まりは絶景露天風呂のある湯野上温泉である。
第35回  渓流温泉 :その1 <塩原温泉郷・大網温泉>
 渓流沿いは露天風呂の絶好の立地である。塩原温泉郷・大網温泉の谷底の温泉は日本三大渓流露天と言われている。300段の石段には息が切れるが、にっこり女将に迎えられるとまた来ようという気になる。
第36回 渓流温泉 その2 <飛騨の秘湯・濁河温泉>
  御岳の西山中に湧く秘湯・濁河温泉は、日本最高所の温泉街を標榜するだけあってアプローチは結構ハードなドライブになる。そこには谷底へハードな階段を下りて行く渓流露天がある。
第37回 渓流温泉 その3 <信州の美湯・山田温泉>
 信州・高山村の山田温泉は千曲川の支流・松川渓谷沿いの由緒ある温泉地である。そこには美人女将・若女将が仕切る渓谷露天を売りにした老舗旅館・風景館がある。
第38回 夕陽の絶景露天 <堂ヶ島温泉ホテル>
 西伊豆は西側が海なので、海に面した露天があれば夕陽の絶景が望める。堂ヶ島温泉ホテルの露天風呂がその条件を満たしている。豊富なお湯が注がれている露天の岩風呂に身を沈めたまま海に沈む夕陽を眺めてきた。
第39回 美人の郷 <天ヶ瀬温泉>
  九州の大河、筑後川の上流域に、美人の郷として知られる元天領の「日田」がある。古い街並みを散策すると確かに多くの美人にお目にかかれる。美人の育つ環境は温泉もよい。そういう良い温泉の一つが「天ヶ瀬温泉」である。
信州の温泉
 信州の温泉に通い始めて40年が経つ。信州は北海道や静岡県に並ぶ温泉県で全域にわたって温泉がある。また信州は山国であるからいわゆる秘湯も多い。それに加え、いわゆる「ふるさと創生」政策に乗り、ボーリングによる温泉の新規開発も活発である。そういう温泉密度の高い信州で温泉地にして70以上、温泉施設にしては悠に100を越える温泉を訪ねた。それらの中で印象に残った温泉を書き留めたのがこのアーカイブスである。



北海道・東北の温泉

 北海道や東北地方は温泉国日本にあってとりわけ温泉の多い地域である。古くから由緒ある温泉やいわゆる名湯が多く、旅をしていてもどの温泉に宿を取るべきか悩まなければならない位だ。旅をするとき観光ポイントを決めてから温泉を探すのが基本だが、北海道や東北では、逆に温泉を決めてから付近の見所を探すということもしばしばである。それだけこの地域には行ってみたい温泉が多い。

関東・甲・越の温泉

 首都圏から日帰りや一泊二日の旅をしようとすると一般に関東甲信越がその範囲である。幸いこの地域も温泉には恵まれていて温泉探しに苦労することはない。年に数回訪れるリピート温泉もこの範囲にある。リピート温泉への行き帰りに通るルートや休憩で立ち寄る温泉に変化を求めれば、いきおい入浴温泉の数も増える。増えすぎたのでこのアーカイブスでは信州だけは別だしにした。

東海・北陸・近畿の温泉

 静岡県は伊豆半島を持っているので豊富な温泉を誇る県の一つである。伊豆は首都圏からも近いし温泉に行く機会も多い。北陸には由緒ある温泉が多いが、行く機会が少ないのが残念である。近畿には現役時代の仕事ではよく出向いたが、ビジネス圏にあまり温泉はないので、ついでに温泉という訳にはいかなかった。しかし近年各地に温泉が出来たので
お伊勢参りのついでに温泉というのが増えた。

中国・四国・九州の温泉

 郷里が広島なので何かにつけて良く帰った。車で帰るときは途中で温泉に寄る。滞在するときは古い友達を誘って広島から近場の温泉にいく。九州は遠いので仕事で行った場合も温泉に泊まるように日程を組んでいた。沖縄では泊まったホテルが思いがけず温泉だったこともある。四国は道後温泉があまりにも有名だからか他には温泉の少ないところである。47都道府県の温泉制覇をしたとき最後だったのが高知県だった。



参宮温泉

 新年の初詣は日本の優れた文化的仕来りである。日本人は初詣を一年間の心の安寧のよりどころにする。また温泉好きはそれに温泉をセットにすることにより一層の安寧を得ることができる。地域の一の宮に初詣をするときは、立ち寄り温泉に足を延ばして初湯をしてくる。伊勢神宮へ参拝するときは近くの温泉で身を清める。足を踏み入れることの多いところでは地域の神社に仁義をきる。その場合も温泉がセットである。

花見温泉

 「もも」「さくら」「あんず」が恒例にしている花見のテーマである。花見とセットにした温泉が「花見温泉」である。桃の花は甲州・笛吹川流域が見事である。桃の花に囲まれた温泉も沢山ある。杏子は信州・ちくま市の「あんずの里」であるが満開にタイミングを合わせるのが難しい。桜の名所は各地にあるし、見応えのある枝垂桜の古木などもあって、温泉との相性もよい。

富士見温泉

 富士山は日本の象徴であり、日本人の心に響くパワーを持っている。近年パワースポットがもてはやされているが、富士を望むことのできるいわゆる「富士見温泉」はそのことだけで「パワー温泉」の資格がある。富士は高い山だから静岡県・山梨県の広い範囲に富士見温泉は分布している。晴れた日に富士を望む露天風呂にゆっくり身を沈めれば間違いなくパワーを貰うことができる。